一般社団法人 木になる紙ネットワーク

佐賀市は「国民が支える森林づくり運動」推進協議会と協働で、「木になる紙」の取り組みを2009年度から開始されており、佐賀市自らも「木になる紙」の購入者となり消費されてきました。

これらの活動により、2020年度末までに約7,613千㎡の間伐が進み、森林整備の進展によるCO2吸収量は約3,460tに達しています。また、「木になる紙」の商品を購入したことによるCO2削減量は約390t、森林所有者への還元金の提供は1,970万円となっています。環境負荷低減効果に加え、地域の林業における雇用創出、市民の啓発など多面的な効果をもたらしています。

これらの長きにわたる活動と成果が評価され、環境負荷が小さい製品やサービスの優先的購入を推進するネットワークである「グリーン購入ネットワーク（GPN）」発表の第23回グリーン購入大賞において「大賞・農林水産大臣賞」を佐賀市の受賞（行政・民間団体部門）が決定いたしました。